宮沢賢治万華鏡 (新潮文庫)本無料ダウンロードpdf

宮沢賢治万華鏡 (新潮文庫)

によって 宮沢 賢治


4.5 5つ星のうち(4人の読者)

宮沢賢治万華鏡 (新潮文庫)本無料ダウンロードpdf - 内容(「BOOK」データベースより) 賢治の作品は、よく知られた童話や詩のみばかりではない。22の時、自分の命は15年もつまいといった、この稀有な創作者は、それは精力的に、山野を歩き、農民を教え、法華経に心酔し、あらゆる方法で、その内奥の炎を表現しつくそうとした。絵画、短歌、童謡、書簡、劇脚本、小説、花壇設計図からメモまで、その多岐多彩な活動を、万華鏡を覗くような興奮で、味わい知ることのできる、ファン必携の書。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 宮沢/賢治 1896-1933明治29年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。富商の長男。日蓮宗徒。1921(大正10)年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。生前刊行されたのは、詩集『春と修羅』童話集『注文の多い料理店』(’24)のみ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

宮沢賢治万華鏡 (新潮文庫)の詳細

本のタイトル : 宮沢賢治万華鏡 (新潮文庫)
作者 : 宮沢 賢治
ISBN-10 : 4101092095
発売日 : 2001/03
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 18.03 (現在のサーバー速度は21.54 Mbpsです
以下は 宮沢賢治万華鏡 (新潮文庫) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
天沢退二郎編集の「宮沢賢治捕集」で、賢治の諸文学作品とは趣きの異なる作品集である。ここには従来の賢治像を逸脱する新たなる発見がある。生ける賢治の感情や独白が、書簡や葉書きを通じて現れ出で、生の感性と口調までが彷彿とする。極めて宗教心の篤かった人であるが、この宗教心は、どの様な経過を経て醸成されて行ったのか?人間の資質の内に、宗教心がある事は確かなのだが、育成環境の与える影響は大きいのだろう。賢治の父が、その醸成に、大きな影響を与えている事は確かだ。浄土真宗から日蓮宗に転宗したのは、賢治の自己選択であったが、篤い宗教心は大いに父親の影響が及ぼしているのであろう。ここには、彼の生きた日月が素直に現れ出でる。大方の人々は全集を読破する事は無いであろうから、この様な賢治の周辺の事実に触れる万華鏡は大変に貴重だ。例えば手紙でも、封書と葉書きでは文章も異なる、勿論書かれている内容も質もである。是は作品集には出て来ない、この時代の人々は、常に死と共にあったようだ、旧制盛岡中学の同級生に宛てた封書は、野球の夏の遠征に出かけた親友に宛てて書かれているが、この同級生は野球の遠征から帰り、賢治が花巻に帰省して封書を認めた十日後に没している。人間の生死が、ごく身近にあり、それが明日か十日後かは神のみぞ知る時代であった。敏感で想像力に恵まれた賢治が、この事に何も感じなかった筈は無い。彼の研ぎ澄まされた心は、妹の死によって決定的な転機を迎えたのであろう。この万華鏡は、宮沢賢治の内堀を知らしめる物だろう。

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